長野ゴシ隊公式ホームページ

フロアホッケーとは

フロアホッケーについて

 フロアホッケーは、スペシャルオリンピックスのスポーツプログラムの中で最も古い競技の一つです。カナダでアイスホッケーとリンゲット(スケートをはき、スティックを持って氷の上をゴム製のリングを奪い合う、アイスホッケーに似たスポーツ)という競技を組み合わせて作られたスペシャルオリンピックス独自の競技です。一年中暖かく、雪や氷と無縁な地域のアスリートたちでも冬季大会に参加できるように考えられた冬季大会唯一のチーム競技でもあります。2005年2月に開催された「スペシャルオリンピックス冬季世界大会・長野」では、大会中最も多い49の国と地域から、800人を越えるアスリートたちが参加した人気の高い競技のひとつです。

 フロアホッケーは、体力や年齢などによってグループに分けて競技を行いますので、アスリートだけでなく子どもからシニアまで参加することのできる競技です。また、フロアホッケーは「ユニファイド」が行われる競技でもあります。アスリートたちと一緒に競技ができることも特徴のひとつです。学校や公民館の体育館などの空いたスペースで誰でも気軽に楽しめます。

 もともとはスペシャルオリンピックスの競技ではありますが、現在では社会人・学生や生徒さんなど幅広く行われているスポーツでもあります。

フロアホッケーの選手

フロアホッケーの会場

 正式には以下のようなコートにて行います。

 練習ではバスケットのコート程度の広さがあれば簡単な試合は可能です。
 またコートをぐるっと囲っているバウンダリーボードも体育用マットなどでも代替えが可能です(練習ではなくても可)。

フロアホッケー競技ルール(SOルールより抜粋)

a.選手とラインローテーション

  1. 1チームには競技エリアに6人の選手がいることである:ゴールキーパー1名でプレー中、立っている状態にあること、ディフェンス2名、フォワード3名(センター1名、ウイング2名)
  2. 試合中、ゴールキーパーは常に必要である。ただし、試合終了2分前から(第9ライン)にゴールキーパーの代わりにフォワードプレイヤー1名加えることができる。この入れ替わりはプレーが中断されたあとか、フェイスオフの時しかできない。
  3. 選手全員は独自のチームカラーとマーキングで、背中に大きさ15cm~20cmの選手ナンバーのついたユニフォームを着る。
  4. 試合終了まで、試合時間全部プレーすることになっているゴールキーパーを除く選手は、他のメンバーがプレーしている合計ライン数よりも2つ以上多くプレーすることはできない。ゴールキーパーは試合時間を全部プレーするか、または他のゴールキーパー選手と時間を分けることもできる。もし試合に2人のゴールキーパーが任命されたら、試合終了までお互い1ライン内にプレーしなければならない。
  5. ラインのローテーション
    • 試合開始のとき、1チームは最低11人、最高16人の選手がいること。注意:もし、ゴールキーパーが2名いる場合、最低1ゲームごとにローテーションされなければならない。1ゲーム内に同じプレー時間でローテーションができる。ラインの入れ替わりの時に交代する場合、時間を無駄にしないように、両ゴールキーパーが防具をつけることが必要である。
    • 各チームは公式のスコアシートを試合10分前にスコアキーパーに提出する。スコアシートには、チーム名、監督名ラインのローテーションを表す全選手名と背番号を記入する。スコアシートのコピーは1枚はスコアキーパーへ、1枚は対戦するチームのコーチへ、1枚は自分のチームのコーチに渡す。もし、時間内にスコアシートを提出しない場合、2分間のベンチペナルティとされる可能性がある。
    • 選手の怪我、試合退場によって、試合のチームローテーションに影響がある場合審判がプレーを中断して、タイムキーパーは試合時間を止める。そこで、チームのコーチはゴールキーパーを除く残りの選手が、お互い1ライン内にプレーできるように登録簿を調整する。
    • プレーヤーがペナルティ時間を取っているときにラインチェンジがあった場合、次のラインの選手の1人が代わりに、残りのペナルティ時間を引き受ける。もし、ペナルティを取った選手が、時間後にラインチェンジによってプレーに復活できない場合、コーチが次のラインのどの選手が残りのペナルティを引き受けるか決める。
    • チームのベンチにはその試合に出場できる選手しか(最高16名まで)座ることができない。試合に出場しない選手は、スコアー表の下に補欠選手として名前を列挙しておく。もしチームに補欠選手がいる場合、最低それぞれの試合で交代しなければならない。それぞれの試合前に、レフリーが適切な用具かどうかチェックする。
    • 国際競技など高レベルの競技に参加する資格として、チームは11人制度の国際ルール従うよう、次の下のレベル(地区、地方など)で最低11人の競技に参加していなければならない。

b.ディビジョニング

  1. チームは、個人スキルコンテストのチームスコアとレベル分け予選ラウンドによって分けられる。
  2. チームのコーチは競技前にチーム登録簿の各個人スキルコンテストの結果を提出すること。チームスコアは、選手全員の個人スキルコンテストのスコアを足して選手の人数で割る。
  3. 最初に、チームの個人スキルコンテストの平均スコアによってチームを分ける。その後、レベル分け予選ラウンドを行い、クラス分けを完成する。
  4. レベル分け予選ラウンドでは、各チームがすくなくとも6分以上の試合を1試合以上する。その試合では、個人スキルコンテストのチームの平均スコアに含まれている選手全員をプレーさせなければならない。

c.競技時間

  1. 試合は3ピリオドで、1ピリオド9分で行う。ピリオド間には1分間の休憩がある。第3ピリオド(第9ライン)の前に両チームのコーチが放棄しなければ、第3ピリオドの9ラインの3分間はストップタイムになる場合がある。タイムアウトは、1チーム1分を、1試合につき1回与えられる。タイムアウトを取るときは、コーチが審判に向けて手をT字型に組む。タイムはプレー中断している時のみ認められる。タイムアウトはプレー中断している時のみ認められる。
  2. チームのライン交代は1ピリオドに3回行われる。交代はタイムキーパーが笛・タオルホイッスルで示す。プレーは、プレーが中断された地点から最も近いフェイスオフサークルから再開する。
  3. 各ピリオドのプレーはセンターフェイスオフサークルから始める。(ライン1,4,7と延長)
  4. 各チームは各ピリオドの終了後、エンドを交換できる。もし、チームがエンド交換を望むなら、ヘッドコーチはプレー開始前までに審判に伝えておかねばならない。もし両チームが望まなかったら、試合中通してチームは試合を始めた側にとどまる。
  5. 試合時間はランニングタイム(プレー中断でも試合時間は止まらない)で行われる。しかし、ペナルティがあった場合、試合時間はフェイスオフまで中断する。プレーの再開は、フェイスオフで審判が笛を吹いてから始める。その他、試合時間はタイムアウト、ライン交換、審判の判断によって止める。
  6. タイムアウトは公式に試合中断しているときしか指名できない。

フロアホッケー ルール 説明

【お問い合わせ先】

 チームへの参加、見学や疑問などフロアホッケー社会人チーム「長野ゴシ隊」へのお問い合わせはこちら
  チーム運営代表:出川哲也(degawa@mac.com)
 お気軽にご連絡ください。

Copylight (C) Nagano Goshitai All rights reserved. 
トップページ 長野ゴシ隊について フロアホッケーとは スケジュール メンバー募集 リンク集